もうすぐ無職が生きている!

ゆるくふわっと生きていきたい もうすぐ無職の雑記

本をおすすめ

 

高校を出て、免許を習得し、かといって真面目に働くわけでもなく。

まぁダメな生活を送っておりました。今も変わりないかも⤵

 

当時はpCなど持って無く、暇つぶしといえば外に遊びに出るくらいしか無かったのですが、好きに使えるお金も少なく、出来きる事など限られてくる。

14~15年も前ですから、インターネットもそんな普及はしていませんでしたね。

おそらくヒマに耐えかねたのでしょう、素敵空間たる図書館へ。

タダで2週間も本を借りられるなんて!タダで!!

大事な事なので二回言いました。笑

 

どの本や、どの作者が面白いのか、知識が無い私はもう手当り次第。笑

タイトルを見て、とりあえずで借りていました。

面白かった作者の本ばっかり借りてみたりね。

不思議なモノで、10冊借りたら7.8冊は面白い本に出合えたと思います。

 

読んだ本が映画化されて、観てみたら、大幅に端折られたり、好きなシーンが削られてたり、内容が全く違って観えたりで、映画化も良し悪しですね。

 

有り余るヒマと時間にものを言わせ、読みふっけた本の中から一冊お勧めしてしてみたいと思います。

辻内 智貴さん

と言う作家をご存知ですか?

凄く良いお話を書く作家さんなんです。

図書館に置いてあった5冊の内の中から一冊。

 

”セイジ”

 

中編2話からなる小説で、あらすじは‥‥

 

就職も決まり、大学生活最後の夏季休暇を友人からの強制で自転車旅行に費やす事になった”僕”

旅先で寄った、さびれた喫茶店で出会った不思議な男”セイジ”と個性豊かな常連客達。

興味を惹かれた僕は居候をする事に。

そこで起きた、忘れがたく、奇蹟の様な物語を語り部の僕が思い出しながら、話がすすんでいきます。

 

文才が無いのでうまく書けませんね。汗

私のあらすじでは、ほんとに面白いの??と。笑

 

セイジ自身の人柄として、見えすぎ、感じすぎ、そして考えずにはいられない人として描かれており、

「人間とは何だ」「生きるとはどうゆうことなんだ」

を深く考えている。

セイジのよき理解者曰く、陸の魚。

 

「百年ながらえるより、一瞬でいいから俺は生きたいと思うよ」

 

小説を読んで感じる、雰囲気がすごくやさしくて、二階堂のCMや今やってる

午後の紅茶のCMから感じるような、良い意味でのノスタルジック。

読了後の心地いい余韻。

難しい言い回しや表現などは無く、辻内智貴さんの小説全体に言えることですが、

軽妙なタッチで話が進んでいくので、とても読みやすく、あっという間に読めてしまいます。

ラストまで読んだ時にきっと何かを感じるでしょう。

 

すごくお勧めしたい本なのですが、魅力を伝えられない自分が‥‥(´・ω・`)

練習あるのみだね。

(´・ω・`)ノシ